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857修繕費(しゅうぜんひ)

【修繕費とは】
有形固定資産等の修理、改修等のために支払う費用のうち、通常の機能維持、現状回復のために要する費用。

【修繕費の内容・範囲】
・原状回復費用、修理代
・メンテナンス料
・車検費用
・定期点検代
・床の張替えや壁の塗替え費用

【修繕費の表示区分】
損益計算書>経常損益の部>営業損益の部>販売費及び一般管理費

【修繕費の消費税の課否】 32課税仕入税込 (31課税仕入税抜)

【修繕費の注意点】
税務上資産価値の増大や使用可能期間の延長をもたらす修繕は、資本的支出とされ、資産計上しなければならない。

【修繕費と資本的支出の区分】
1.200,000円未満の支出であるか。(はい→修繕費)
        ↓
2.3年周期以内で行われることが明らかな支出か。(はい→修繕費)
        ↓
3.明らかに対象資産の資産価値を高めたり、使用可能年数を延長させるような支出か。(はい→資本的支出)
4.明らかに修繕費の部分である。(はい→修繕費)
5.600,000円未満の支出か。(はい→修繕費)
6.対象資産の前年末取得価額の10%相当額以下の支出か。(はい→修繕費)
7.上記に該当しない場合でも、継続経理を条件に、支出金額の30%相当額と、対象資産の前年末における取得価額の10%相当額とのいずれか少ない金額を修繕費にすることが認められる。

【修繕費の仕訳事例】
(1) 自動車の修理代金150,000円を現金で支払った。
(借方) 修繕費 150,000 / (貸方) 現金 150,000

(2) 店舗内の壁のクロスの張替え代金250,000円を現金で支払った。この店では3年に一度、クロスの張替えを行っている。
(借方) 修繕費 250,000 / (貸方) 現金 250,000

(3) 建物の外壁工事費用5,000,000円を小切手で支払った。この支出が修繕費か資本的支出かは明白ではない。なお、建物の前期末取得価額は40,000,000円であった。
(借方) 修繕費 1,500,000 / (貸方) 当座預金 1,500,000
(借方) 建物 3,500,000 / (貸方) 当座預金 3,500,000
※前期末取得価額の10%(4,000,000) < 支出額の30%(1,500,000)

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