401事業主借(じぎょうぬしかり)
【事業主借とは】
家計の現金預金を事業用に使った場合の個人事業主からの「借入金」。
【事業主借のポイント】
・個人事業主の場合も、会計上は事業用の資金とそれ以外の資金とを明確に区分する。事業用以外の資金を事業用に使う場合にこの勘定科目を使用する。
・事業主借の反対は事業主貸である。
・翌期首に、事業主借勘定はすべて元入金勘定に振り替える。
【事業主借の表示区分】
貸借対照表>負債の部の最後
【事業主借の消費税の課否】 0対象外
【事業主借の仕訳事例】
(1) 資金不足のため、事業とは関係ない預金から200,000円を事業用の普通預金口座に入金した。
(借方) 普通預金 200,000 / (貸方) 事業主借 200,000
(2) 事業とは関係ない保険が満期となり、1,000,000円が事業用の普通預金口座に入金となった。
(借方) 普通預金 1,000,000 / (貸方) 事業主借 1,000,000
(3) 車両(期首帳簿価額1,500,000円、当期減価償却費250,000円)を1,500,000円で売却した。
(借方) 減価償却費 250,000 / (貸方) 車両運搬具 250,000
(借方) 現金 1,250,000 / (貸方) 車両運搬具 1,250,000
(借方) 現金 250,000 / (貸方) 事業主借 250,000
※個人事業の場合には、車両の売却は事業所得ではなく譲渡所得となるので、固定資産売却益を使用せず、事業主借勘定で処理をする。
