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280前払費用(まえばらいひよう)

【前払費用とは】
一定の契約に基づいて、継続して役務の提供を受けるもののうち、すでに代金の支払いはしているが、未だ役務の提供を受けていない部分のこと。

【前払費用のポイント】
税法上は、支出した日から1年以内に役務の提供が行われるものについては、毎期継続して処理することを条件に、資産に計上せず、支出年度に全額費用計上することが認められている。

【前払費用の決算時の処理】
前払費用は翌期に計上すべき費用を決算時に一時的に資産として繰り延べるものである。翌期首にはもとの費用科目に戻さなければならない。

【前払費用の表示区分】
貸借対照表>資産>流動資産

【前払費用の消費税の課否】 0対象外
前払いの段階では原則として課税仕入の対象とはならないが、1年以内の前払費用で毎期継続して処理をすることを条件に、その全額が支出した課税期間の課税仕入になる。

【前払費用の仕訳事例】
(1) 機械のリース料1年分120,000円を小切手で支払った。
(借方) リース料 120,000 / (貸方) 当座預金 120,000

(2) 決算時に支払ったリース料のうち、翌期分の30,000円を前払費用に振り替えた。
(借方) 前払費用 30,000 / (貸方) リース料 30,000

(3) 翌期首に振り戻し処理を行った。
(借方) リース料 30,000 / (貸方) 前払費用 30,000

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