270仮払金(かりばらいきん)
【仮払金とは】
使用目的や金額が確定しない出金に対して一時的に使う科目。
【仮払金のポイント】
不明だった内容がはっきりした場合には、早期に適切な科目に振り替える必要がある。
【仮払金の決算時の処理】
一時的な勘定なので、なるべく決算時には残高がなくなるように努力する。
【仮払金の表示区分】
貸借対照表>資産>流動資産
【仮払金の消費税の課否】 0対象外
【仮払金の仕訳事例】
(1) 普通預金から10,000円が引き落とされていたが、何の引き落としか不明である。
(借方) 仮払金 10,000 / (貸方) 普通預金 10,000
(2) (1)の引き落としは、業界団体の会費であることが判明した。
(借方) 諸会費 10,000 / (貸方) 仮払金 10,000
(3) 従業員の出張費用として50,000円を仮払いした。
(借方) 仮払金 50,000 / (貸方) 現金 50,000
(4) (3)について旅費45,000円の報告を受け、差額5,000円の返金を受けた。
(借方) 旅費交通費 45,000 / (貸方) 仮払金 45,000
(借方) 現金 5,000 / (貸方) 仮払金 5,000
(5) (3)について旅費60,000円の報告を受け、不足分を現金で支払った。
(借方) 旅費交通費 50,000 / (貸方) 仮払金 50,000
(借方) 旅費交通費 10,000 / (貸方) 現金 10,000
