211受取手形(うけとりてがた)
【受取手形とは】
商品の代金等の対価として営業取引で受け取る手形。
【受取手形のポイント】
受取手形勘定を使うのは商品などの販売代金や売掛金の回収など通常の営業取引での手形に限られる。
固定資産の売却の代金として受け取る手形は営業外受取手形勘定を使用する。
また、所持している受取手形が不渡りになった場合には不渡手形勘定に振り替える。
【受取手形の表示区分】
貸借対照表>資産>流動資産
【受取手形の消費税の課否】 0対象外
支払手段の譲渡は非課税である。
【受取手形の仕訳事例】
(1) 商品を販売し、代金300,000円を約束手形で受け取った。
(借方) 受取手形 300,000 / (貸方) 売上 300,000
(2) (1)の受取手形が満期になり、当座預金に入金になった。
(借方) 当座預金 300,000 / (貸方) 受取手形 300,000
(3) 受取手形200,000円を銀行で割り引いた。手数料3000円を引かれ、残金が当座預金に入金になった。
(借方) 当座預金 200,000 / (貸方) 受取手形 200,000
(借方) 手形売却損 3,000 / (貸方) 当座預金 3,000
(4) 受取手形100,000円を買掛金の支払いのために裏書譲渡した。
(借方) 買掛金 100,000 / (貸方) 裏書手形 100,000
(5) (4)の裏書手形が、期日に決済された。
(借方) 裏書手形 100,000 / (貸方) 受取手形 100,000
(6) 得意先が倒産し、受取手形150,000円が不渡りになった。
(借方) 不渡手形 150,000 / (貸方) 受取手形 150,000
